中々ブログも更新できず申し訳ありません。
弊社でも年末年始の広告物や年賀状の制作などが只今ピークです。

そんな中、早くも自社用の年賀状が上がって参りました。
正月への準備万端用意周到というわけではありません。

自社の印刷物は、そのほとんどが新しい加工や素材のテスト制作で、お客様へお納めさせて頂く商品のクオリティを確保するための実験です。
新しい加工などは、目新しく斬新な仕上がりが期待できる反面、技術も確立されておらず職人さんの練度も低いのが通常で、非常にクオリティにもバラつきが出ます。
わざと様々な要素が入った制作物で、加工・素材の苦手と得意を見分けます。

今回実験したのは厚盛ニスと厚盛箔です。エンボス加工の様に裏面に凸凹が発生しない代わりに、金型を製作するわけではないのでエッジが非常に甘いですね。シャープなオブジェクトに使用するのは少し厳しそうです。細かな模様も完全に潰れてしまいますね。
ただ、手触りや質感は非常に特長的で面白いので、使いどころをしっかり吟味して使用すれば効果的に機能してくれそうです。金型を起こさない分、価格も魅力的ですね。
来週着手する年賀状デザインにエンボス箔とバーターで検討してみたいと思いました。

以上、何の足しにもならないブログでした。。
けっして自社の年賀状のクオリティが低いことの言いわけではありません(^^;)

 

 

来年の年賀状ができあがってきました。” に対して1件のコメントがあります。

  1. 北本憲吾 より:

    厚盛ニス、厚盛箔と相性がいい紙などが、実績としていくつか分かりましたので追記します。
    ・サンダースメタリック
    ・エスプリコート
    その他、通常のアートポストなどにマットPPを貼った上への加工も相性がいいようです。

コメントは受け付けていません。