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タバコをやめて13年になりますが、超ヘビースモーカーの僕が禁煙を決意したのは肺気腫になったからでした。

そんな肺の既往症のせいで春からコロナ疎開状態になっている徳之島は亜熱帯気候。この時季、近所のスーパーには露地栽培されたドラゴンフルーツが沢山並んでますし、ご近所さんからお裾分けも頂きます。
チャリで走ってても道端のデカいカニサボテンの様な茎に付いた実をよく見かけます。
神戸に居たときに食べた記憶だと、見た目の派手さとは裏腹に地味な味で、あまり甘みも無い印象でしたが、こちらのドラゴンフルーツは、きちんと甘い。
聞いたところでは、マンゴーの様に追熟しないらしいので、早く収穫した外国産のドラゴンフルーツは甘みが無く、熟れてから収穫した国産の物は甘いらしいです。とは言っても、生クリームをぶっかけてもそれより更に甘いマンゴーの様な甘さでは無く、爽やかな優しい甘さですが。。
優しい甘さの理由は、果糖ではなくブドウ糖、つまりグルコースだからです。お米などの炭水化物をひたすら口の中で噛んでるとほんのり甘くなってきますよね。理科で習ったと思いますが、唾液に含まれるアミラーゼに分解されて、デキストリンそしてマルトースに変化するためですね。人間の場合は、胃を経て、膵臓のアミラーゼで全てマルトースになった後、更に小腸のグルコシダーゼに分解されてグルコースになり、血液に取り込まれるわけですが、ドラゴンフルーツは、始めっからこのグルコースな訳です。なので味覚を刺激して唾液の分泌を促す必要が無いため優しい甘さになる・・・と、僕の勝手な想像ですが思ってます(^-^;l
ドラゴンフルーツは、先日の台風三連発の際も大活躍してくれました。
生活物資を運ぶフェリーは、結局8日間来れなかったので、スーパーにもコンビニにも殆どの食べ物は無くなります。しかしドラゴンフルーツは、この台風の時季に島内で出来ますので、ずっとありました。グルコースなので直ぐに消化吸収され、効率よくエネルギーを取り込めます。血糖値がすみやかに上がりますので満腹感があり、食べ過ぎる事もありません。そして虫に強いので、農薬も殆ど使わなくていいそうです。
しかもビタミンB1・B2、ビタミンC、葉酸、ナイアシン、カロチン、カリウム、マグネシウム、鉄等、ビタミンやミネラル類、更に食物繊維が豊富に含まれているらしい。。
必要な所に必要なものが出来る。まさに天の恵みですね。
広告デザインで一番よく目にする失敗が、必要以上に商品を良く見せてしまう失敗です。自社の商品に思い入れがあるクライアントを納得させやすいので、ついついやってしまいがちですが、余分な栄養には糖尿病など合併症がつきもの。このブログでも何度も言ってますがニーズと満足度は反比例・・繰り返し買って頂くためには加減が大事ですね。